山林担当者より〜山林活用ドットコムの現場担当者ブログ

北海道江別市にバイオマス発電25MW発電王子グリーンソース

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    王子グリーンソース蝓焚子ホールディングスの100%子会社)はHP上で、北海道江別市に静岡富士宮市、宮崎日南市に続く第3番目の発電施設の建設を発表した。
     発電能力は、25MW。総工費85億円、売上高40億円、2015年7月稼働を予定しているとのこと。

    同社では、既に、静岡県富士宮市、宮崎県日南市にバイオマス発電施設の計画を発表しており、合わせて3基目の計画となった。

    山林活用ドットコムの試算では、年間30万鼎ら35万鼎稜確舛鮠暖颪垢詒電施設となる見込みです。
    発表によると、北海道の山林未利用材を主な燃料とすることから、森林資源が仮に300t/ha存在すると仮定すると、全伐を行う山林が年間約1000ha必要となります。さすが、北海道にスケールだと感心しました。

    同社のホームページによると、今後も発電事業の拡大を図り、事業構造の転換を推進するとなっております。発電施設近隣の山林所有者の方注目です。 
     

    気仙沼地域エネルギー開発 発電施設建設始まる

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      読売新聞 2013年7月26日付け 要旨

       
       気仙沼市の「気仙沼地域エネルギー開発」(高橋正樹社長)が25日、発電施設となるプラントの建設に着手したと発表した。間伐材などを使った木質バイオマスを燃料とした再生可能エネルギーで、同社は来年3月の稼働を目標にしており、木材の調達を進めるとともに、今後、電力会社への売電を始める予定とのこと。
       プラントは同市の沿岸部に建設予定で、年間8000〜1万トンの木材を使い、800キロ・ワットの発電能力を持つ。一般家庭約1700世帯分に相当する電気を供給することができ、東北電力に対し、1キロ・ワットあたり32〜24円で売電する。
       また、発電と同時に発生する熱は、プラントからパイプを設置して近くのホテル2軒の温泉や空調設備に供給する。

       同社は既に市内の林業家から1トンあたり6000円での木材買い取りを始めており、約1000トンを調達済み。半額を市内の仮設商店街など約180店舗で利用可能な地域通貨で支払うことで、地元経済への貢献も目指す。今後は地元の森林組合などからも大規模な購入を予定している。

       総事業費は約18億円で、半額近くが林野庁の補助金で賄われる見通し。

       会社名に地域という言葉が入っていることが特徴です。地域の資源を利用し、エネルギーを生み出し、地域通貨を活用して経済を活性化させる。ここで重要なのが、地域にある資源を地域で循環させる要になるのが発電施設である点です。エネルギー利用は、安定した需要を生み出す。さらに、熱供給まですることでその利用率が高めている。最近計画が発表される施設のなかでも小規模な利用施設であることも注目です。 この様な事例が成功し、各地で同様の事例が誕生することが極めて重要であると山林活用ドットコムでは考えています。

       ここに、山林所有者が山林を担保に参画できるようなスタイルが生まれると、ヨーロッパの先進事例に負けない数少ない事例になるのではないでしょうか?
       

       


      宮崎県・島根県・北海道でバイオマス発電計画

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        日本経済新聞 平成25年5月  18日・24日付け 

        日本経済新聞で相次いで3件のバイオマス発電施設の記事が掲載されました。

         場所     発電規模  使用燃料  燃料使用量 事業主体   開始時期 投資

        島根県堺港市  5700KW 未利用木材等 80,000邸‘新(合板) 2015.4 26億
        宮崎県日南市  25,000KW        同上    −    王子HD(製紙)2015.3   90億
        北海道江別市  25,000KW        同上    −    王子HD(製紙)2015.7 90億

        王子HD様は、独自の海外からの燃料調達ルートに加え、既存の国内チップ調達ルートを
        積極的に活用され製紙会社からエネルギー事業への展開を図られているようです。

         
         製紙会社の発電施設は、規模が大きいのが特徴です。国内のみならず主力の燃料を
        海外から調達できる強みを生かされた事業展開をされているようです。

          
         上記で、発電規模と投資金額を比較すると発電規模約4.38倍に対して投資金額は約3.46倍
        と燃料が潤沢に確保できる条件がそろえばやはり、大規模発電の優位性が図れるようです。

         島根県では、これで2件目の発電所計画となります。

         上記3県の森林資源が有効に活用されることを期待しております。



        島根県でバイオマス発電(10,000Kw)計画

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           産経ニュース (平成25年4月10日付)

           4月10日、エ・ビジョン(名古屋市千種区 豊田通商の子会社) が、出力10,000KW以上のバイオマス発電所を島根県江津市に計画していることが明らかとなった。(地元自治体関係者)

          関係者によると江津地域拠点工業団地内に計画しうており、2015年稼動を目指しているとのこと。売電収入年間24億円、建設費は40億円程度の見込み。

          地元の山林に放置された枝や切り株をチップ化し有効活用し森林の保全につなげると地元関係者。

           弊社独自に試算すると、林地の未利用材を仮に100%利用すると仮定すると生トンベースで年間20万トン程度(おおよそ20万m3)の燃料が必要となります。これらの資源を活用できれば国産材製材最大級の工場が誕生するに等しい数字となります。この数字を2年間で達成することは決して容易ではないと想像しますが(10トンチップ車 30台/日)、地域貢献度は極めて大きいものとなるでしょう。

           島根県の森林所有者の方、注目です。


          岐阜県穂積市 5000KWバイオマス発電計画  染物染色加工会社

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            中日新聞 平成25年4月3日付要約

             岐阜県瑞穂市牛牧の織物染色加工業「岐セン」が、本社工場に売電のための大規模なバイオマス発電施設をつくる計画。2015年3月の稼働を目指す。

             発電出力は一時間五千キロワットで、一万世帯分の電力使用量に相当する。国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度に基づいて売電を行い、年間11億円の収入を見込んでいる。総事業費29億円、森林整備にもつながる為、県が9億8千万円を補助する。伊藤勇社長「未利用間伐材を有効活用したい」談。

             岐阜県では、加茂郡の川辺木質バイオマス発電施設がありますが、再生可能エネルギー固定買取制度を利用した、未利用木材専焼バイオマス発電施設の計画は初の計画です。岐阜県の山林所有者のかた注目です。


            福島県 塙町でバイオマス発電所1万2000kW計画

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              「塙で木質バイオマス発電 新年度、県が誘致し森林除染の前進期待」

              県は、民有林18万3000haで間伐による除染を開始する目的で、東京都の事業者を誘致し、伐採木を燃やす県内最大規模の木質バイオマス発電施設を平成25年度に設置する(塙町東河内)。伐採木の受け入れ先の確保を行うことにより、森林除染の体制が整う。

               総事業費は60億円で、県は国の交付金で造成した基金から約30億円を取り崩し、塙町を通じて事業者に2/1する。平成25年度当初予算案に関連事業費を計上する。

               発電出力は県産材を燃料とする施設で県内最大の1万2000kWで、木材チップの年間使用量は11万2000?が見込まれる。県中、県南地方の1年間の間伐量に相当し、県内の森林除染で生じた木材を有効活用する一大拠点となる。稼働に伴い、施設運営や燃料の運搬などで新たに100人以上の雇用が見込まれる見通し。

               
               課題は、放射線の安全管理。伐採木を一時保管所に集めて検査し、測定値が低い木材を燃料や建築資材に分別する。福島民報社(2013年2月7日付)

               
                
                
               
                 
                除染で伐採した木材を有効活用して資材、エネルギーとして活用し、雇用を創出する。単に除染作業に膨大な経費を費やすのではなくその過程からプラスのものを生み出す。

                仮に、1ha当たり400m3の木材資源があると仮定すると、ざっと18万3000haには7320万?の森林資源が存在する計算です。単純に600年分以上の森林エネルギーが賦存することになります。ここから生まれるエネルギーを核とした産業が発展することを期待します。


               
               


              高知県土佐市でバイオマス発電 (土佐グリーンパワー? プレスリリース)

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                高知県で出光興産さまの参画するバイオマス発電計画のプレスリリースがありました。
                以下全文です。

                木質バイオマス発電事業の合弁会社設立について


                土佐電気鉄道株式会社(本社:高知県高知市、社長:竹本 昭和)、高知県森林組合連合会(本社:高知県高知市、会長:戸田 文友)、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:中野 和久)は、木質バイオマス発電事業への参入に向けて、本日、土佐グリーンパワー株式会社を設立致しました。高知市において、2015年4月に発電所の運転開始を目指します。


                土佐電気鉄道株式会社、高知県森林組合連合会、出光興産株式会社の三者は共同で、森林資源の有効活用による森林整備への貢献、再生可能エネルギーの活用によるCO2削減、地産地消型のエネルギー事業の推進等を主旨として合弁会社を設立し、木質バイオマス発電事業への参入検討を進めます。
                計画している木質バイオマス発電所は、未利用材の破砕・乾燥工程を含んだ日本初の一体型発電所であり、燃料としては未利用材を100%使用し、騒音・臭気の抑制、緑地の設置等で環境配慮型の発電所とする予定です。発電したグリーン電力は、路面電車の走行などに用い、地元へ貢献してまいります。
                本事業は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」および「森林整備加速化・林業再生事業」等を活用した事業とする予定であり、本事業を通じ、森林再生、再生可能エネルギーの活用によるCO2削減、地域産業の振興等に貢献してまいります。


                【会社概要】
                1.商号 : 土佐グリーンパワー株式会社
                2.所在地 : 高知県高知市仁井田
                3.代表者名 : 竹本 昭和 (土佐電気鉄道株式会社 代表取締役社長)
                4.設立日 : 2013年1月23日
                5.資本金等 : 2.5 億円
                6.出資比率 :
                土佐電気鉄道株式会社 25%
                高知県森林組合連合会 25%
                出光興産株式会社 50%
                7.事業内容 : 木質バイオマス発電事業


                【発電所概要】(計画)
                1.場所 : 高知市仁井田新築(木材団地内)
                2.発電出力 : 5,000キロワット
                3.年間予想発電量 : 約3,600万キロワット時(kWh)
                (約10,000世帯分相当の電力を賄います。)
                4.燃料量 : 7〜8万トン/年
                5.CO2削減量 : 2万トン/年
                6.従業員数 : 20名 (関連事業を含め雇用創出見込 140名)


                以上


                年明けも発電施設の計画が相次いで発表されています。高知県2例目の発電施設です。

                全国の木質バイオマス発電所計画(2013年1月現在)

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                   いつもお世話になっている日刊木材新聞さまの2013年新春特集号に全国のバイオマス発電所が掲載されていました。 これを参考に、今まで取り上げてきた情報を合わせてまとめてみました。

                  東北から順に

                     発電所名      所在地    年間未利用バイオマス量   開始時期
                  <東北>
                  能代バイオマス発電    秋田県能代市     34863トン
                  宮古ブルーチャレンジ   岩手県宮古市    約17000トン        14年秋
                  ウッティかわい      岩手県宮古市     90000トン       12年秋着工
                  新日鉄 釜石製鉄所    岩手県釜石市      5000トン       稼動中
                  グリーン発電会津     福島県会津若松   約60000トン          稼動中
                  白河ウッドパワー       福島県白河市    林地系未公開          稼動中
                  日本製紙勿来工場      福島県いわき市     13000トン          稼動中

                  <関東>
                  弊社 那珂川工場      栃木県那須郡      50000トン         14年春
                  大月バイオマス発電      山梨県大月市             不明            15年初頭

                  <上信越・東海>
                  いいずなお山の発電所  長野県長野市      7000トン          稼動中 第2発電所計画
                  川辺木質バイオマス    岐阜県加茂郡     30000トン          稼動中
                  王子板紙富士工場     静岡県富士市          不明                       14年中の稼動
                  三重エネウッド      三重県松坂市      55000トン         14年秋予定

                  <関西・北陸>
                  日本海水赤穂工場    兵庫県赤穂市        不明                      15年1月稼動予定

                  <中国・四国>
                  真庭バイオマス発電    岡山県真庭市             120000トン       15年4月稼動予定
                  中国木材バイオマス    広島県呉市       190000トン                     14年秋稼動予定
                  MCMサービス発電    広島県広島市       2000トン          稼動中
                  ミツウロコ岩国発電所   山口県岩国市      60000トン          稼動中
                  中国電力新小野田    山口県山陽小野田市     25000トン          稼動中
                  住友大阪セメント高知  高知県須崎市           44200トン          稼動中

                  <九州>
                  グリーン発電大分   大分県日田市      70000トン          13年秋稼動
                  グリーンバイオマスファクトリー
                              宮崎県児湯郡      72000トン           14年中稼動予定


                  林地系の木質バイオマス年間利用料 合計    945063トン   発電施設全国22箇所


                   非常にアバウトですが、未利用の林地系木質バイオマスの新規需要が年間約100万トン=100万m3
                  「再生可能エネルギー固定買取制度」 (FIT)によって生まれる計算になります。

                   現在、製材等を目的とした原木消費量が2000万m3といわれ、それと同等の林地残材が未利用と言われています。 そのうち約5%がようやく利用される見通しとなったとも考えられます。
                   発電所が稼動すると、これらの施設に安定した低含水率のバイオマスが安定して供給されることが絶対不可欠な条件となります。

                   FITは、まだスタートしたばかり 様々な試行錯誤を重ねながら 最終的には山林の価値が見直され、山間地域に雇用が生まれ、エネルギーの地産地消が始まることを期待しています。

                   山林活用ドットコムは、今後ともこれらの動向をお伝えします!! 

                   皆様の山林のお近くにバイオマスの発電所はございますか? 是非注目してください!!


                  グリーン発電大分 平成25年11月稼動目指す

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                     発電用木質燃料は原木換算で年10万m3

                    グリーン発電大分(大分県日田市、森山正美社長)が2013年11月からの稼動を目指し、バイオマス発電所(日田市天瀬町、発電出力5700KW時)の立地表明を行った。林地残材、間伐材、バーク、製材端材などの木質燃料は年間7万トン(原木換算約10万立方メートル)を計画。
                     発電用ボイラーは循環流動層ボイラーを採用し、蒸気タービン、発電機、燃料用チップ加工、乾燥設備、燃料搬送装置などで総工費は約20億円で売上高は約11億円を見込んでいる。

                     同社は10年12月の設立で、日田でのバイオマス発電事業は東日本大震災発生前から計画していた。森山社長は、環境リサイクルプラント・機械、木質系リサイクル機械、新エネルギー発電装置等の設計・販売を手がけるモリショウ(同、森山和浩社長)の会長で、先にFIT制度認定を国内で初めて取得したグリーン発電会津の関係会社、グリーン・サーマル(東京都、飯森宏一社長)の取締役でもある。

                     本社は日田市諸留町に置き、発電所は日田郡森林組合の土場の一部を購入して利用する。敷地面積は約2万7千平方メートル。原木の供給は日田郡森林組合、また、地元の素材生産業者FMC、MC河津などが主に担い、燃料チップの製造は日本フォレストが行う。

                     燃料加工、乾燥設備は方法によるチップ化と含水率を調整する設備で、新規雇用は発電所で14名、燃料化設備で8名、また素材生産関連などを含め約70名の雇用創出を見込む。

                     12月21日、大分県庁で広瀬勝貞知事、原田啓介市長らの立会いのもと、立地表明式が行われた。森山社長は「大分県や日田市は豊富な森林資源があり、木材業が基幹産業だ。大変な事業だということは分かっているが地域産材の安定流通、雇用創出に寄与し、地域に根付いた企業作りを行うことで森林再生の一翼を担って行きたい。当地では日田モデルといえるものの構築を目指していく。」
                    (日刊木材新聞 平成24年12月26日 付け)


                    今年10月初旬にも発表された本事業計画、http://info.sanrin-katsuyo.com/?eid=34
                    着々と進展している模様です。森林資源を活用した地域完結型エネルギー利用モデルです。今後の動向を注視して参ります。

                    宮古市とトヨタ・三井化学などがバイオマス発電事業計画

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                       岩手県の宮古市とトヨタ自動車や三井化学など13社で構成する「宮古市ブルーチャレンジプロジェクト協議会」(西村真会長=名古屋大学教授)は、間伐材などを原料にした木質バイオマス発電施設(約20億円)を2014年秋から稼動させる予定。
                       発電した電気は、再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)に基づいて売電(出力3000KW  木質チップ年間約23000トンと推測)するとともに、発生する熱は大型園芸施設で利用、さらに来るべき燃料水素自動車の燃料として水素の製造も行う。

                       熱・電供給プラス水素という新しいエネルギー供給事業の商用化を図る先進モデルである。同プロジェクトでは、当面、宮古市内の切捨て間伐材など未利用木材を燃料にするが、将来的には牛糞や鶏糞、畜産廃棄物も燃料として活用していく方針。さまざまなバイオマスを利用することで商業ベースでのコスト競争力につなげる方針。 (林政ニュース 平成24年12月19日 参照)

                       私事ですが、約10年前に栃木県内のある協議会のなかで、このブルタワーについて発表したことを思い出しました。その当時、?日本計画機構という会社名(現 ?ジャパンブルーエナジーさま)だったと記憶しています。堂脇直城社長からは、このシステムの優位性は、木材の水分を原料として利用できる点、改質ガスを燃料にするガスエンジンで発電することで、蒸気タービン方式よりも発電効率が高いことであると説明を受けたと思います。(記憶違いであれば申し訳ありません)

                       その当時よりも、水素燃料電池の進歩も飛躍的に進み、いよいよ夢の技術に一歩前進したとのニュース個人的に私事のように喜んでおります。

                       捨てている木材を原料に水素を取り出し、自動車が動くなんて、なんかわくわくしませんか?

                      バラツキの多い、原料からピュアなものを取り出すことはさぞかし、いろいろなご苦労があるのではないかと素人ながら推測しますが、今後ともますますのご発展をお祈りしています。


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